巨人・高木勇、初回いきなり5失点…5回75球で降板

[ 2015年9月20日 19:42 ]

<中・巨>ベンチで厳しい表情の原監督

セ・リーグ 中日―巨人

(9月20日 ナゴヤD)
 逆転Vを目指し、敵地での中日戦に臨んだ巨人だが、先発・高木勇がいきなり崩れた。初回に5失点。その後は追加点を許さなかったが5回75球で降板し、8月28日の中日戦(東京D)以来となる今季9勝目はならなかった。

 ベンチの原監督の表情は厳しかった。高木勇は初回、先頭・大島に投手強襲安打で出塁を許すと、犠打で1死二塁からルナに左翼線適時二塁打を浴びてあっさりと先制点を奪われた。さらに平田を四球で歩かせ、続く森野は三塁ゴロに打ち取りながら、守備が乱れてオールセーフ。満塁とピンチが広がると、エルナンデスには右翼線への2点適時二塁打を打たれた。その後、暴投で4点目を失い、1死三塁からは藤井に左中間適時二塁打を浴び、この回一挙5点を奪われた。

 2回は3人で片づけた高木勇。以降、5回まで中日打線を無安打に抑えたが、立ち上がりの乱調が試合展開に重くのしかかった。ベンチは5点ビハインドのなか、6回に先頭で打順が回ってきた高木勇に代打・片岡を送った。

続きを表示

この記事のフォト

2015年9月20日のニュース