マー君で自力V消えた…7敗目、悔やむ2被弾「完全に失投」

[ 2015年9月20日 05:30 ]

<メッツ・ヤンキース>2本塁打を浴びて7敗目の田中

インターリーグ ヤンキース1―5メッツ

(9月18日 ニューヨーク)
 ヤンキースの田中将大投手(26)が18日(日本時間19日)、メッツとの敵地での「サブウエー・シリーズ」に先発し、6回を5安打もソロ2発で2失点し7敗目(12勝)。ア・リーグ東地区首位のブルージェイズとのゲーム差は4・5に広がり、自力優勝の可能性が消滅した。今季初の連続中4日で力投したが、2つの失投が致命傷に。逆転地区Vを信じ、次戦も中4日で23日(同24日)のブ軍との直接対決3戦目に先発することが濃厚だ。

 内角をえぐるはずのスライダーが、外角へ抜けた。1―1の6回2死無走者、左打者のマーフィーへ2ボール2ストライクからの6球目。右中間のブルペンに飛び込んだ決勝弾を、田中はじっと見つめるしかなかった。

 「2本のホームランがそのまま勝敗につながってしまったことが凄く残念。もったいない。2本とも完全に失投。技術不足でしかないので、悔しいですね、やっぱり」

 2つの失投。1つ目は1点リードの2回1死無走者から、同じく左のデューダに同点右越えソロを浴びた。1―2からスプリットが真ん中に。マーフィーと同様、追い込んでからの制球ミスだった。無四球で6回を5安打に抑えたが、7試合ぶりに浴びた1試合2発が致命傷になった。

 今季初めて2戦連続での中4日登板だった。残り20試合を切ってジョー・ジラルディ監督がローテーションを変更。逆転地区優勝を目指すための中心に据えられた。「俺がやらないと、という気持ちになるし、こういうふうに負けてしまって…。うん、悔しいですね」。タンパ遠征中の16日、チームの練習開始より3時間早い午後1時半に球場入り。練習を終えてチームを離れニューヨークに戻った。調整を最優先させてくれたチームに感謝し、意気に感じた。だが手痛い黒星で、直接対決が残り3試合のブルージェイズとは4・5ゲーム差。地区優勝は極めて厳しい状況になった。

 それでも試合後、指揮官は「そこに向かっている」とメジャー初めての3連続中4日先発となる23日のブ軍戦先発を示唆。「もう、僕たちは勝っていくしかない。次は勝利に導けるように投げたい」。田中も可能性がゼロになるまでは、諦めずに戦い続ける。

 ≪24本でソロ19本≫田中は2本のソロを浴びて、今季の被本塁打は24本となった。内訳はソロが19本で、2ラン5本はいずれも走者一塁の状況。つまり、得点圏に走者を置いた場面では1本も本塁打を許していない。集中力がより高まる状況では制球ミスがほとんどないが今季は走者がいない場面での手痛い一発が目立っている。

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