早実・清宮 場外弾!モノマネされ気付き「凄く窮屈そうな感じ」

[ 2015年9月20日 05:30 ]

<早実・都保谷>6回1死二、三塁、早実・清宮は右翼場外に3ランを放つ

秋季高校野球東京都大会ブロック代表決定戦 早実8―0都保谷

(9月19日 上柚木)
 今夏甲子園で4強入りした早実は19日、秋季高校野球東京都大会ブロック代表決定戦で都保谷に8―0で7回コールド勝ちし、東京都大会(10月10日開幕)出場を決めた。清宮幸太郎内野手(1年)は「3番・一塁」で先発出場。6回に右翼場外へ2戦連発となる高校通算18号3ランを放つなど2安打4打点とけん引した。神奈川県大会準々決勝では、今夏甲子園優勝の東海大相模が横浜に1―10で敗れ、来春のセンバツ出場が絶望的となった。

 勢いよくはじけ飛んだ打球は、外野席後ろに設けられた約5メートルの防球ネットをはるかに越え、場外の草むらの中に飛び込んでいった。4点リードの6回1死二、三塁。清宮は「これで打てば(7回7点差の)コールド(勝ち)を決められる」と、カウント2ボールからの3球目を力強く振り抜いた。球場の両翼98メートルと弾道を考えれば、推定飛距離は130メートル。満足げに口を開いた。

 「公式戦では一番飛んだんじゃないですかね?きょうのが一番好き。よく飛んでくれた」

 相手は右下手投げの軟投派。対戦経験の少なさからてこずるチームメートも出る中、清宮はものともしなかった。「ボールを見やすいので左バッターがしっかり崩さないといけないと思った」と初回には1死二塁から先制の中前適時打。「いいところで1本出ているし、それがチームにいい流れを生んでいると思う」と胸を張った。

 日本代表の4番として出場したU―18(18歳以下)ワールドカップで打率・222、打点2と低迷。木製バットを使用した同大会では芯で捉えようとするあまり本来の力強いスイングが消え、勝負どころで凡退した。チームに戻り、意外な形で修正ポイントに気付いた。

 「いろんな人にバッティングのモノマネされたけど、凄く窮屈そうな感じでマネされる。それは良くないなと思った」

 最後まで振り切ることを意識すると、秋の大会2試合で3本塁打を含む5安打9打点。「前でさばけているし、芯に当たって、しっかりバットに(球が)乗っている」と手応えを感じている。

 来春センバツ出場へ向けた次の関門は東京都大会。その前に、27日から行われる和歌山国体に出場予定で、兄貴分と慕う3年生とユニホームを着てプレーする最後の機会を心待ちにしている。高校日本代表の面々とも再会するだけに「ちゃんとあいさつをします。こんにちはって言います」と1年生らしい顔をのぞかせた。早実の主砲として一回り成長した姿を披露するつもりだ。 (松井 いつき)

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