デスパいいね 12戦不敗弾!ロッテ2年ぶり7連勝で3位浮上

[ 2015年8月1日 08:00 ]

<日・ロ>4回無死二塁、先制2ランを放ったデスパイネ

パ・リーグ ロッテ6-3日本ハム

(7月31日 札幌D)
 4番が一発を打てば、チームは必ず勝つ。不敗神話は生き続けた。0―0の4回無死二塁。ロッテのデスパイネは、日本ハム・吉川の甘く入ったフォークを見逃さず、弾丸ライナーで左中間席中段に叩き込んだ。

 「完璧だったね。打った感触がないぐらいの会心の当たりだったよ」。先制の13号2ランは自画自賛の一発だった。

 その裏に3点を奪われて逆転されたが、ベンチの全員が勝利を信じていた。主将の鈴木が代弁する。「4番が打つと間違いなくチームが乗る。逆転はされたけど、デスパに一発が出たことで勢いがついていた」。その言葉通り、5回に新人・中村の左越え4号ソロで同点に追いつく。そして7回に角中、清田の連続適時打で勝ち越し、8回には鈴木の中前適時打でダメを押した。デスパイネが本塁打を放った試合は今季12戦全勝、昨季から含めると14連勝だ。チームは2年ぶりの7連勝で勝率5割に戻した。

 「勝利の使者」と呼んでもいい。キューバ代表としてパンアメリカン大会(カナダ)に出場するため、7月8日からチームを一時離脱した。それでも25日の楽天戦(コボスタ宮城)で戦列復帰してからは6連勝。「とにかくチームの勝利に貢献することが一番」と話すように、復帰後は2本塁打、6打点と4番としての期待に応えている。

 昨季途中からロッテに加入したが、チームへの愛は深い。キューバ代表に参加中も「ずっと試合結果はチェックしていた」という。自らが離れて以降、チームの借金が増え続ける状況に心を痛めていた。だからこそ、大会が終わると休養をとることもなく、チームに再合流した。伊東監督も「打の軸として構えてくれていることが大きい」と全幅の信頼を置く。

 10連敗した西武を抜き去り、4月16日以来106日ぶりに3位に浮上。不敗神話を継続させた主砲は「これからもどんどん打って勝利に貢献したいね」と力強く言った。(重光 晋太郎)

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