藤浪 自己ワーストの初回4失点「話にならない状態でした」

[ 2015年8月1日 08:40 ]

<神・ヤ>4回途中、藤浪は6失点でKOされマウンドを降りる

セ・リーグ 阪神10-8ヤクルト

(7月31日 甲子園)
 阪神・藤浪はプロ入り後、最悪の立ち上がりだった。初回、先頭から2者連続四球。山田に先制適時打を浴びた。雄平、デニングにも適時打で続かれ、計4失点。初回4失点は、通算66試合目の先発登板で自己ワーストとなった。

 「思った通りに行かなくて、“どうしよう”と思いながら投げていた。(悪かった部分は)すべて。バランスとか…。力が入ったとかも含めて話にならない状態でした」

 立ち上がりからフォームがバラつき、制球が定まらない。直球はシュート回転し、頼みのカットボールも狙いをことごとく外れた。そんな状態で抑えられるほど、ヤクルト打線は甘くなかった。

 ハプニングにも見舞われた。4回1死二塁。一塁側ベンチから中西投手コーチがトレーナーを伴ってマウンドへ。「右太もも裏に嫌な感じがした。投球練習の時から違和感と言うほどじゃないけど、つりそうな感じがあった。でもそれは言い訳にしかならない。投球に関係なかった」。水分補給など暑さ対策は講じたが、気温30度以上、湿度80%以上の熱帯夜が投球を妨げた。続投も、2死二塁から比屋根、川端に連続適時打を浴び、力尽きた。

 今季最短となる3回2/3を6失点で降板。それでも負けなかった。打線が最大5点差を跳ね返してくれた。「野手の皆さんに感謝したい」。これで主催試合のヤクルト戦は7戦無敗4勝。やはり勝負事には「運」が介在する。だが頼ってばかりもいられない。右太もも裏も軽症のもようで「そんな支障のあることではない。次も普通に投げるつもりです」。次こそは、自らの力で勝利をもぎ取る。(惟任 貴信)

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