大体大浪商、復活ならず…14安打で3点 四田監督「球運なかった」

[ 2015年8月1日 05:30 ]

<大体大浪商・大阪偕星学園>ベンチ前で涙を流す大体大浪商ナイン

第97回全国高校野球選手権大阪大会決勝 大体大浪商3-4大阪偕星学園

(7月31日 舞洲)
 奇跡を信じ総立ちだった一塁側スタンドの願いも通じなかった。大体大浪商の最後の打者・岩川は三ゴロ。執念の粘りも1点届かず、高校野球100周年のメモリアルイヤーにおける「NAMISHO」復活は夢に終わった。

 「1死だから止めてもよかったが、三塁コーチの同点にしたいという気持ちはよく分かる。彼を責められない。あと1本が出なかったのは球運がなかったということ」

 相手を上回る14安打も決定打を欠いての惜敗。四田勝康監督は悔やまれる9回の本塁憤死も敗因とはしなかった。2点を追う9回、無死から3連打で満塁とし1死後、北山が右前打。三塁走者に続き二塁走者の津田も生還を狙ったが本塁憤死した。なおも1死満塁で波状攻撃という選択肢もあったが、すべては結果論に過ぎなかった。

 2002年に選抜出場はあるものの、夏の甲子園大会に出場したのは牛島―香川のバッテリーで4強入りした1979年が最後。2人と同期で夏は「4番・遊撃」で出場した山本昭良氏(54)は「選手はよく頑張ってくれた」と夢を見させてくれた後輩をねぎらった。

 背番号10ながら実質的なエースとして、この日も9回完投した西田(2年)は「自分の投球ができなかった。秋、来年の春夏すべて優勝するつもりで先輩の分まで頑張ります」と涙ながらに誓った。ベンチ入り20人中11人が2年生。「NAMISHO」の新たな歴史をつくるべく、新チームは休む間もなくスタートを切る。(古野 公喜)

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