ヤクルト 巨人連破!セ投手1、2位“小兵”対決は完封石川に軍配

[ 2015年4月25日 20:15 ]

<ヤ・巨>5回2死一、二塁から長野を三振に取り拳を握るヤクルト・石川
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セ・リーグ ヤクルト5―0巨人

(4月25日 神宮)
 ヤクルトの石川が巨人打線を9安打無失点に抑え、完封で今季2勝目を挙げた。セ・リーグの投手では最小兵となる1メートル67の石川と、2位の1メートル71、巨人・田口。“小兵”対決と注目を集めた投げ合いは、プロ14年目35歳のベテランの味が、若さあふれる2年目19歳を上回った。

 顕著だったのは初回。石川は先頭の長野に中前打を許したものの、送りバントを試みた片岡を捕ゴロ併殺に。2死から橋本に二塁打を許したものの、坂本を二ゴロで無失点にしのいだ。

 一方の田口は先頭の山田に死球、続く荒木にも四球で1死二、三塁のピンチを招くと、打者・雄平の時にボークで先制された。さらに雄平の適時打と飯原の犠飛で初回に3点を失った。

 その後も走者を背負いながらも無失点で回を重ねる石川に対し、田口は3回にも自ら暴投でピンチを広げると、飯原に中前2点打を許し、踏ん張れなかった。

 首位ヤクルトは石川の力投で2位・巨人に連勝。ゲーム差を2に広げた。

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