レンジャーズ、薬物渦のハミルトンと契約合意

[ 2015年4月25日 11:11 ]

レンジャーズへの移籍が決まったジョシュ・ハミルトン外野手 (AP)

 米メディアは24日、レンジャーズがエンゼルスのジョシュ・ハミルトン外野手(33)との契約に合意したことを報じた。

 現在は手術を受けた右肩のリハビリを続けているハミルトンだが、伝えられている通りレンジャーズへの移籍が決まれば、12年以来の古巣復帰ということになる。また、エンゼルスはハミルトンと17年まで8300万ドル(約98億6千万円)という契約を残しているが、レンジャーズはその内の1500万ドル(約17億8千万円)を負担するとのこと。

 ハミルトンは過去に薬物やアルコールに依存して出場停止処分を受けた経験があり、今年2月に再びコカインの使用を告白。大リーグ機構は同選手が薬物依存からの更生プログラムに違反し、処分されるべきだとの見解を示したが、選手会側は違反なしと主張。結局、外部裁定者により違反はしていないと判断された。

 12年のオフにエンゼルスはハミルトンと5年1億2500万ドル(約148億5千万円)の大型契約を結んだが、ケガと打撃不振でこの契約は不良債権化。2月のコカイン使用が薬物規定違反となれば、ハミルトンは1年以上の無給出場停止となるはずだったが、上記の通り、お咎めなしとの裁定を受け、エンゼルスはこれに不満を持っていた。

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2015年4月25日のニュース