ウソやろ…頼みの4番ダウン 阪神ゴメス 発熱で欠場ピンチ

[ 2015年4月25日 05:30 ]

広島に向かうゴメス

 阪神のマウロ・ゴメス内野手(30)が24日、発熱のため、甲子園での全体練習を休んだ。和田監督ら首脳陣は軽症を強調したが、25日の広島戦(マツダ)の出場は当日の状態を見て判断する見込み。最近6試合連続打点中で得点の少ない攻撃陣をけん引してきただけに、欠場となれば、借金4からの反攻なんて言っていられない。

 広島2連戦へ向け、猛虎ナインは甲子園で汗を流した。気勢を上げて敵地に乗り込むはずが、大事な1人がいなかった。今季も4番として存在感を発揮するゴメスの姿が、グラウンドのどこにも見当たらず。理由が判明したのは練習後。和田監督が明らかにした。

 「ゴメスは発熱で病院に行った。今(全体練習終了時点の状態)は落ち着いているということだった」

 球団関係者によれば、ゴメスはこの日の朝に一度、甲子園のクラブハウスに姿を現したという。だが、そこで体調不良を訴えて病院へ直行。38度近い発熱があったため、練習欠席を余儀なくされた。

 「インフルエンザではないということだった。風邪かな」とは指揮官。幸いにも長期離脱という最悪の事態だけは避けることができた。だからと言って、ひと安心…ではない。25日の広島戦にG砲が確実に出場できるという保証はない。確かなことは、ゴメスの体調が万全ではないということだ。

 欠場となれば、開幕以来の貧打にあえぐ打線のさらなる弱体化は否めない。目下、6試合連続で打点をマークし、その間、低迷を続けていたチームも3勝3敗。6試合で奪った計22得点の半分にあたる11打点はG砲のバットが叩き出したもので、不在は今の猛虎にとっては致命傷になりかねない。

 ゴメスはチーム便からおよそ3時間後、マートンとともに広島の宿舎に入った。マスクもせず、待ち受けた報道陣に対しピースサインを出すなど「復調」をアピールする一方で、せき込むシーンも…。報道陣に対応することもなかった。

 病み上がりの体に無茶はさせられない。ただ多少の無理は…してもらうしかない。和田監督は「あすの試合は朝の状態を見てから。まあ、4番やからね。練習を休ませて病院に行かせた、というのはそういうこと。むちゃくちゃ無理をさせることはないけど。出られる状態かどうか、朝、判断する」と見通しを立てた。

 大事を取っての休養は、試合での勝利を最優先したからこそ。大事なカード初戦。オーダーにその名を連ねるだけで相手に与える重圧が違う。「4番ゴメス」を、誰よりも指揮官が信じているはずだ。

 ▽昨年のゴメス欠場 14年7月29日のヤクルト戦(甲子園)の前に発熱を訴え、病院で点滴治療を受けた。体調不良で欠場した助っ人に代わり、12年8月8日巨人戦以来2年ぶりに新井を先発4番で起用したが、4打数無安打3三振とブレーキ。チームも八木―バーネットの継投の前に5安打と奮わず、0―4で完敗した。

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