ヤク捕手もセペタ警戒「スイング速い 選球眼も良さそう」

[ 2014年5月16日 08:16 ]

<巨・ヤ>3回2死二塁、右前適時打を放つセペダ

セ・リーグ ヤクルト11―4巨人

(5月15日 東京D)
 ヤクルト・中村が「捕手の目」で巨人・セペダに警戒を強めた。

 第一印象は「スイングスピードが速いのでボールを引きつけて打てる。少し甘いと大きいのもあるし、選球眼も良さそう」と評し「1戦目でタイムリー。適応力があるし、侮れない打者です」と分析した。

 収穫は7回の打席。6点差の2死一塁で初球に内角を突いた。その木谷の136キロを少し窮屈そうにファウル。最後は外角フォークで空振り三振に仕留めた。「あの内角が効いたなら収穫。基本的には初回(二ゴロ)のように、外角低めを引っ掛けさせるのが打ち取る形。そのための内角になると思う。あそこでファウルも取れる。ただ、力のある内角じゃないと打たれるでしょうね」

 来週から交流戦で次の対戦は1カ月後。「その間にパの投手がどう攻め、どこを打たれたかを研究したい」。中村の強い警戒心がセペダの力量を物語っていた。

 ▼ヤクルト・小川監督 簡単にはいかない。選球眼もいいし、バットスイングも速い。

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2014年5月16日のニュース