マー君“世界記録”更新!開幕22連勝&昨季から26連勝

[ 2013年9月21日 17:24 ]

<日・楽>開幕から22連勝を飾った楽天の先発・田中

パ・リーグ 楽天7―3日本ハム

(9月21日 札幌D)
 楽天のエース、田中将大投手(24)が21日、札幌ドームで行われた日本ハム戦に先発登板し、8回で104球を投げ、4安打8奪三振1失点で開幕22連勝&昨年から26連勝と自身が持つ“世界記録”を更新した。チームは7―3で勝ち、2連勝で初のリーグ優勝へマジックを6とした。

 田中は0―0で迎えた3回、2四球と不運な安打で2死満塁のピンチ。ここで打席に入った日本ハム3番・陽の叩きつけた打球が遊撃への内野安打となり、先制点を許した。

 だが、楽天打線は直後の4回、無死二、三塁から敵失で同点に追いつくと、さらに1死二、三塁から6番・枡田の右前適時打で逆転。7回には1死三塁から敵失で1点を加え、3―1とすると、9回にも無死一、二塁から敵失で1点加えたのを皮切りに計4点を挙げ、7―1と6点リードを奪った。

 田中が走者を出したのは3回、5回、8回だけで、あとは三者凡退という安定したピッチング。大量の援護点を受け、田中が8回限りで降板すると、9回には斎藤と長谷部が計2点を失ったが、7―3で逃げ切った。

 シーズン22勝は1980年の日本ハムの木田勇以来で33年ぶり。田中は2008年の岩隈久志(マリナーズ)がつくった21勝(4敗)の球団最多記録を更新し、通算100勝にもあと3と近づいた。

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