巨人 Vは持ち越し…広島3発快勝 マエケン発熱もトップ15勝目

[ 2013年9月21日 20:44 ]

<巨・広>6回無死菊池に本塁打を打たれた杉内

セ・リーグ 広島7―4巨人

(9月21日 東京D)
 広島が本塁打攻勢で巨人に快勝。前田健が9連勝でハーラーダービートップの15勝目をマークし、巨人の2年連続リーグ優勝は22日以降に持ち越された。

 広島は4回、1死二塁でキラの左前適時打で先制。さらに2死一、三塁で広瀬が左越え3点本塁打を放ち、6回にも菊池、梵のそれぞれ左越えソロが飛び出し、試合を決定的にした。前田健は試合前から38度の発熱にも耐えて投げた。6回に先頭の立岡に右前打を許すまで無安打投球。6回1安打無失点の貫録をみせた。

 巨人は8回にボウカーの3点本塁打などで4点を入れ、反撃したがそこまで。先頭打者が6度出塁したものの、得点に結びついたのは8回のみでは勝てなかった。先発杉内は3回まで完全投球も4回に先頭の丸に四球を与えたのを機に崩れた。

 22日は巨人が広島に勝つか引き分ければ2年連続での優勝が決まる。デーゲームで阪神がヤクルトに負けるか引き分けた場合でも決まる。

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