虎の恋人は即戦力投手!JR東・吉田、九共大・大瀬良ら候補

[ 2013年9月21日 08:05 ]

JR東日本・吉田

 阪神が今秋ドラフト会議で1位候補にリストアップしている桐光学園・松井裕樹投手(3年)の指名を回避することが20日、濃厚となった。松井に関しては地元DeNAなど複数球団が指名するのは必至で、人材難とされる今ドラフトではリスクも高い。阪神の先発投手陣が手薄な状況もあり、1メートル91の長身右腕、JR東日本・吉田一将投手(23)ら即戦力投手を指名する可能性が出てきた。

 阪神が桐光学園・松井の1位指名を回避することが、この日までに濃厚となった。年明けの1月14日に開いたスカウト会議で、松井を1位指名としてリストアップ。その後も密着マークを続け、7月25日の高校野球神奈川大会準々決勝・横浜戦では、中村ゼネラルマネジャー(GM=64)が直接視察していた。

 「(松井に対する)球団内での評価は分かれている。今年は選手が少ないし、他球団との兼ね合いもあるから」

 ある球団首脳が明かしたように、今年のドラフト会議は人材難が予想される。そんな中、松井の地元DeNAなど複数球団が指名するのは必至。抽選を外した場合のリスクだけでなく、球団内でも評価が二分されている状況を鑑みれば、指名回避も十分にうなずける。

 来季に目を向けても、先発投手事情は決して明るくはない。エース・能見の踏ん張り、ドラフト1位ルーキー・藤浪の台頭はあったが、メッセンジャー、スタンリッジの残留は現時点で流動的。先発5番手の榎田は4勝9敗と苦しみ、岩田、秋山、鶴、白仁田らで争った6番手の座も最後まで固定できずに終わった。

 そこで、クローズアップされるのが即戦力投手の存在だ。中村GMは22日、JR東日本の吉田が登板予定となっている日本生命とのオープン戦を視察する。1メートル91の長身から投げ下ろす最速148キロには、複数の球団幹部も注目している。

 きょう21日には九州共立大・大瀬良大地投手(4年)が登板予定の福岡六大学秋季リーグ・福岡工大戦を視察。今春に続いて2度目の視察となり、MAX152キロ右腕に対する評価の高さがうかがえる。

 「今年は情報戦になると思う」

 ただ、別の球団幹部が語っているように、他球団の動向次第では指名に踏み切る可能性も残されている。球団は今後もスカウト会議、編成会議を重ね、直前まで慎重に議論する構え。大阪桐蔭・森友哉捕手(3年)、東海大甲府・渡辺諒内野手(3年)らも1位候補に挙がっている。

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