巨人V決定は広島戦に持ち越し…阪神、意地の引き分け

[ 2013年9月21日 19:38 ]

<神・ヤ>延長12回2死一、二塁で柴田が右飛に倒れ、引き分け

 優勝は勝って決める――。プロ野球、阪神―ヤクルト21回戦は21日、甲子園球場で行われ、セ・リーグ2位の阪神が延長12回7―7で引き分けたため、マジックを「1」としている巨人の2年連続35度目(リーグ時代の9度を含め44度目)の優勝は広島戦の結果に持ち越された。阪神は先発の藤浪が4回6失点と振るわなかったが、打線が意地を見せて追いついた。

 巨人は広島戦に勝つか、引き分けるとリーグ優勝が決定する。先発は巨人が杉内、広島は前田健。

 巨人は昨年も9月19日の中日戦(ナゴヤドーム)でマジックを1とし、移動日を挟んで21日に本拠地・東京ドームで歓喜の瞬間を迎えた。V決定なら原監督は長嶋茂雄終身名誉監督を超え、監督通算6度目のリーグ制覇となる。

 日本シリーズ(10月26日開幕)出場チームを決めるクライマックスシリーズ(CS)は10月12日から2、3位チームによるファーストステージが始まり、優勝チームは16日からのファイナルステージでファーストステージの勝者と対戦する。

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2013年9月21日のニュース