ダル珍事4度目0―1敗戦 リーグ58年ぶり3人目

[ 2013年9月16日 06:00 ]

アスレチックス戦で9敗目を喫し、うつむいて引き揚げるレンジャーズのダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ0―1アスレチックス

(9月14日 アーリントン)
 歴史に残る孤軍奮闘だ。レンジャーズのダルビッシュは7回4安打1失点。毎回の10三振を奪う力投も援護がなく9敗目を喫した。「(好投が報われない)フラストレーションのレベルはゼロです。野球だから仕方ない」。0―1の敗戦は今季4度目。1916年以降のア・リーグでは同年ウォルター・ジョンソン、55年ビリー・ピアース以来58年ぶりの珍事だ。

 6回先頭のドナルドソンに中前打を許した直後、相手ベンチからダルビッシュに激しいヤジが飛び騒然となった。声の主はクリスプ。アスレチックスの地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」によれば、右腕が「ファストボール(直球)!」と叫びながら変化球を投げ、これが挑発と受け取られた。ダルビッシュは「興奮が頂点に達した選手がいたというだけ。(ジェスチャーで)やりとりはしていましたけど」と冷静に対処し、後続を封じた。それでも、日米を通じて自己ワーストの4連敗。首位ア軍と5・5ゲーム差に広がった。

 記録保持者の一人ジョンソンは、大リーグ歴代2位の417勝を挙げた伝説的右腕。「僕もそういう選手になれればと思います」。次戦へと気持ちを切り替えたダルビッシュの姿が救いだった。

 ≪最多記録は5度≫大リーグで年間4度の0―1敗戦は89年ドジャースのオーレル・ハーシュハイザー以来24年ぶり。最多記録は68年カブスのファージー・ジェンキンスによる5度。なお、16年ジョンソンは2度の延長を含む4試合全てが完投だった。また、ダルビッシュは今季12度目、通算20度目の2桁奪三振。2桁三振を奪っての敗戦は年間4度目で、04年ダイヤモンドバックスのランディ・ジョンソン以来9年ぶり。

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