マエケン今季初中4日でG斬り!トップタイ14勝

[ 2013年9月16日 06:00 ]

<広・巨>前田健はファンと笑顔でハイタッチ

セ・リーグ 広島10-0巨人

(9月15日 マツダ)
 お立ち台。本拠地のファンから一斉に「おめでとう!」と祝福された前田健は帽子を取って、深々と頭を下げた。パパになって初マウンドでつかんだ白星。喜びとともに、決意を口にした。

 「妻がつらい妊婦生活を頑張り、元気な赤ちゃんが生まれて勇気をもらった。これからは、僕が死にものぐるいで頑張ります」。12日に都内の病院で早穂夫人(28)が第1子の女児を出産。誕生の瞬間に立ち会い、父親の自覚を背負ってマウンドに向かった。首位・巨人相手に今季初の中4日。球団初のCS進出に向け、フル稼働した。

 「剛」の投球を封印し「柔」を前面に出した。有効だったのはツーシーム。4回1死一、二塁で村田を遊ゴロ併殺など、2度の併殺に仕留めた。4奪三振ながら打たせて取る投球術がさえ渡り、三塁を踏ませなかった。7回2安打無失点。十分なリードを保ち、87球で救援に託し「7回に体の張りを訴えたが、球数を少なくできた」と投球の引き出しの豊富さに胸を張った。2回無死満塁では中前に先制打を放ち、自身を援護した。

 出産から多忙を極めたが、毎日娘の写真を見て「気持ちの部分で疲れが取れた」と好投の要因に挙げた。自己最多の8連勝でリーグトップの14勝目。チームを今季最多の5連勝に導き、また一歩、CS進出に近づけた。親友であり、ライバルの楽天・田中は開幕21連勝中。「20何連勝は正直、無理ですが…」と苦笑いした後、「投げる試合は全部勝つつもり」と表情を引き締めた。

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2013年9月16日のニュース