坂本 13年バージョン弾!ヘッド残して逆方向意識

[ 2013年4月26日 06:00 ]

<巨・D>4回無死、巨人・坂本は左越えにソロ本塁打を放つ

セ・リーグ 巨人5-3DeNA

(4月25日 岐阜)
 技ありの一発だ。小杉が投じた131キロの内角低めへのフォークボール。4回無死、巨人・坂本は左手一本ですくい上げるように、左翼席へ3号ソロを放り込んだ。19日の広島戦(マツダ)以来5試合ぶりの本塁打は、貴重な2点目となった。

 「うまく拾うことができました。しっかり打てたので(打った瞬間)いくと思いました」

 進化が凝縮された一打だった。1ボール2ストライクからの5球目。落ちる球に、やや体は開いたがバットのヘッドが残っていた。遅れながら加速度を上げたヘッドにボールをうまく乗せ、本来は利き腕の左手で振り切った。まさに「13年バージョン坂本」の一発だ。

 確実性を求め逆方向への打撃をテーマにした今季。昨年と比べて、バットのヘッドを最後まで残す意識を強く持っている。実際、今季34安打のうち右方向への安打は24%となる8本。11年の6%、12年の13%に比べ激増している。この日の本塁打は左翼に運んだものだが、逆方向への意識がバットのヘッドを残し結果的に体勢を崩されながらもうまく拾うことができた。

 同い年の沢村が7回1死まで完全投球。内村のライナーで三遊間を破った左前打には「跳びついてあげればよかったですね」と悔しがったが、7回にも適時二塁打し、打線の主役は坂本だった。

 5試合連続で本塁打が飛び出し好調の打線。これで相手先発が右腕の試合は10勝1分けと負けなし。原監督も「一発も出ているし、いい打線になっていますね」と手応えを口にした。

 ≪岐阜県内62年ぶり≫巨人が2本塁打。長良川球場で巨人が戦うのは09、12年に次ぎ3試合目だが、同球場では初アーチ。岐阜県内での巨人選手の一発は、岐阜県営球場で行われた51年4月21日の名古屋(現中日)戦で青田、川上が打って以来62年ぶりだ。

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