ドン底のヤクルト “苦労人”三輪が人生初サヨナラ打

[ 2013年4月26日 06:00 ]

<ヤ・広>サヨナラ打のヤクルト・三輪(左)は宮本から跳び蹴りで祝福される

セ・リーグ ヤクルト8-7広島

(4月25日 神宮)
 無心で初球を叩いた。延長12回1死満塁。試合を決めたのはヤクルト一のムードメーカー・三輪だった。140キロ直球を中前へはじき返し、プロ初打点が「人生初」のサヨナラ打。

 初のお立ち台に上がる前には、いじり役の畠山からロジンで粉まみれにされたヒーローは「リアクション芸人みたいですけど、粉はきつかった。基本的に持ってない人間なので、奇跡です」と声を弾ませた。

 山口・下関中央工を卒業後はガソリンスタンドで勤務した経験を持ち、四国IL・香川を経てプロ入りした苦労人。今キャンプでも左太腿裏の筋膜炎で出遅れ、今月中旬に1軍合流を果たした。それだけに「トレーナーの方や妻に支えてもらったので、こういう姿を見せられて良かった」と感謝の言葉を口にした。

 延長12回の1死一、二塁からは3年目の川崎がプロ初安打でつなぎ、内外野に加えて捕手までこなす三輪がサヨナラ打。脇役の活躍に小川監督も「みんなよくつないで打ってくれた」。今季3度目の延長戦で初勝利。故障者続出で最下位に沈むチームにとっては、最高の景気づけの一打となった。

 ▼ヤクルト・川崎(プロ3年目でサヨナラ勝ちを呼び込む初安打)つないでいくことだけを考えた。めっちゃうれしい。

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