今村 バレに痛恨3ラン被弾 野次に「降りて来いや!」

[ 2013年4月26日 06:00 ]

<ヤ・広>7回1死一、二塁、ヤクルト・バレンティン(左奥)に中越え3ランを浴びた広島・今村

セ・リーグ 広島7-8ヤクルト

(4月25日 神宮)
 延長12回、広島の今季2度目のサヨナラ負けを象徴するシーンだった。うつむきながら帰りのバスへと急ぐ今村に、三塁側スタンドから痛烈な野次が飛ぶ。色をなして「降りて来いや!」と応戦する22歳。寡黙な右腕が珍しく感情をあらわにした。

 5―3の7回が悔やまれる。1死から森岡、ミレッジに四球を与え、バレンティンに逆転3ランを被弾する最悪のパターン。「四球の影響? 関係ない」。同じ打者に適時二塁打を許し、2日前にも敗戦投手となった今村は唇を噛みしめた。

 前田智とエルドレッドを欠く打線は奮起した。4番・広瀬が3安打2打点と気を吐けば、左対策で初スタメンに名を連ねた赤松、小窪も今季初安打をマーク。延長11回には丸に今季1号が飛び出した。「勝ちたかった」と広瀬。丸は「勝つのは難しい」とつぶやいた。

 勝ち試合が一転、4時間58分が徒労に終わり、借金3に膨らんだ。「先手先手で勝ちに行ったんだけど…。タケルは2四球がもったいない。再編を含めて考えないといけない」と野村監督。勝利の方程式の一翼を担う右腕が不安定では、上位浮上の戦略が立てづらい。

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