プロOBの学生指導で協議、研修制度の枠で折り合わず

[ 2013年4月26日 20:16 ]

 プロ野球経験者が学生を指導するために必要な研修制度について話し合うプロ、アマチュアの合同会議が26日、東京都内で行われ、プロ側が初年度受講者を千人とする案を提示し、日本高野連などの学生野球側は100人程度を想定していたため持ち帰って検討することになった。

 研修内容については大筋で合意し、プロ側が11月に5時間の研修を行い、筆記テストと審査を通過したOBが学生野球側の研修を経て指導可能となる。プロ側は監督など本格的な指導者になるための3日間の研修も用意し、修了者を日本プロ野球選手会のホームページで公表する。

 日本野球機構(NPB)の下田邦夫事務局長は今オフの開催へ「遅滞なく進めていこうという学生野球側の姿勢を確認できた」としたが、高野連関係者は「人数に関して開きがあり、かみ合わなかった」と話した。

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2013年4月26日のニュース