味方エラーで白星消えた ダルそれでも内容を評価「しっかりできた」

[ 2012年9月9日 12:27 ]

レイズ戦で、好守を見せたチームメートを笑顔で迎えるレンジャーズのダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ4―2レイズ

(9月8日 セントピーターズバーグ)
 レンジャーズのダルビッシュは8日、セントピーターズバーグでのレイズ戦に先発。8回2安打2失点(自責点1)と好投したが、勝敗は付かず。07年の松坂(レッドソックス)並ぶ日本選手1年目最多の15勝目はならなかった。

 ダルビッシュは1回、先頭打者に右前打を許したが、その後は150キロ前後の直球とカットボールで圧倒し、5回まで1人の走者も許さない完ぺきな投球。2―0の6回、遊ゴロの間に1点を失ったが続く7回は無失点に抑え、15勝目へ近付いたかに見えた。

 しかし8回、四球で出した走者が味方の失策の間に生還し、2―2で降板。15勝目はお預けとなったが、ダルビッシュは「(役目は)果たせた。打者を分かって、やるべきことをやれば大丈夫かなと思って、それがしっかりとできた」と自らの投球内容に合格点を与えた。

 「同じような投球を続けていければ、僕自身も満足できるかなと思う」と手応えを感じ取ったダルビッシュ。ワシントン監督も「緩い球をあまり使わなかったが、ストライクをどんどん取れた」と満足の表情だった。

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