マー君 2度KOの西武打線に雪辱「何百球になろうが抑えようと…」

[ 2012年9月9日 16:53 ]

<楽・西>完投で8勝目を挙げ、お立ち台でポーズをとる楽天・田中

パ・リーグ 楽天9―2西武

(9月9日 Kスタ宮城)
 20イニング連続無失点の中、先発のマウンドに上がった田中。持ち味のテンポよい投球で6回まで順調にスコアボードに0を並べたが、7回にヘルマンに適時打を浴びて無失点記録は26回でストップ。一瞬、悔しそうな表情を見せたが、それでも2失点完投と役割を果たし「いけるだけいこうと思っていました」とエースの貫録を漂わせた。

 今季ここまで西武戦は2度登板し、ともにKOで計11失点。それだけに「こてんぱんにやられているので、きょうは何百球になろうが抑えられれば」と気合のマウンドだった。この日は序盤から大量援護も受け「攻守で助けてもらいました」とチームメートに感謝した。

 これで、チームは4連勝し4位に浮上。その勢いのまま、11日からビジターでの6連戦に臨む。「次ホーム帰ってきたときは、違った順位でいられるように結果を出したい」と田中。CS進出へ向けての力投を誓った。

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