内川先制ダ!多村、中押しダ!和田好投でソフトバンク先勝

[ 2011年11月3日 21:08 ]

3回、先制の2点三塁打を放ち、ガッツポーズするソフトバンク・内川

 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージは3日、ヤフードームで開幕。過去プレーオフ、CSに6度挑戦してすべて跳ね返されているソフトバンクが4―2でリーグ3位からファーストステージを勝ち上がった西武を下し、リーグ1位のアドバンテージを含め2勝とした。

 先発はソフトバンク・和田、西武・帆足の両左腕。初回、和田は先頭の栗山を右飛に打ち取ると、原、中島を連続三振に仕留めた。その裏、ソフトバンクは先頭の川崎が右翼線二塁打で出塁したが、本多が送れず、1死一塁から本多は二盗にも失敗。結局、3人で攻撃を終えた。

 和田は2回も3者凡退。その裏、ソフトバンクは先頭のカブレラが右中間への二塁打を放ったが、後続が倒れ、またも無得点に終わった。

 それでも、ソフトバンクは3回2死一、三塁から内川が右翼フェンス直撃の三塁打を放ち、2点を先制した。4、5回は両チームとも得点なし。

 ソフトバンクは6回2死二、三塁から多村が三塁内野安打、2者が生還し、リードを4点に広げた。西武は1死二、三塁の場面で帆足に代えて岡本篤をマウンドに送ったが、痛い失点となった。

 西武は7回、中村が中越えにソロ本塁打を放ち、1点を返すと、8回には和田に代わったファルケンボーグを攻め、1死三塁から代打・大崎の遊ゴロの間に三走が生還し、2点差に迫った。9回も2死一、三塁のチャンスをつくったが、この場面はソフトバンクの守護神・馬原が踏ん張った。

続きを表示

この記事のフォト

2011年11月3日のニュース