和田貫禄の7回1失点「今年一番疲れました」

[ 2011年11月3日 21:27 ]

西武に勝利し、笑顔のソフトバンク・和田(左)と内川

パ・リーグCSファイナルステージ第1戦 ソフトバンク4―2西武

(11月3日 ヤフーD)
 ソフトバンクは先発の和田が7回4安打1失点の力投を見せた。

 お立ち台では開口一番「疲れました。今年投げた中で一番疲れました」と安どの表情。手探りの立ち上がり、初回に原と中島から三振を奪いリズムをつかんだ。「2つ取れていい流れが来た。絶対勝てると信じて投げた」。その思いは3回、内川の先制打で報われる。

 「2アウトから取ってくれて絶対に勝つと思った。自分の調子はそれほど良くなかった」。7回、西武・中村にバックスクリーンへ特大の一発を浴びたものの先発の責任は十分果たした。秋山監督も「ナイスゲームやね。先に点を取れたのが大きいし、和田がちゃんと仕事をしてくれた」と語った。

 チームは日本シリーズ進出へあと2勝。左腕は「あとは応援します」と無事、初戦をものにし満面の笑顔だった。

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