飯原“今季1号”先制弾!石川―館山豪華リレーでヤク1勝

[ 2011年11月3日 20:59 ]

8回、先制本塁打を放ち、飯田コーチ(左)に迎えられるヤクルトの代打飯原

 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦は3日、ナゴヤドームで行われ、リーグ2位のヤクルトが3―1でリーグ1位の中日を下し、1勝2敗(中日のアドバンテージ1勝を含む)とした。先発の石川が7回を1安打無失点と好投。8回から館山が登板する左右エースの豪華リレーで逃げ切った。

 ヤクルトは得点力不足打開に主砲の畠山を外し宮本を3番、青木を4番で起用。1番には1軍出場のない山田を入れ、2番には上田と打線を大きく組み替えた。

 しかし、序盤から新打線は機能せず、中日の先発チェンの前に0行進。一方で中3日で先発した石川は中日打線を寄せ付けず、試合は両左腕の投手戦となった。

 ヤクルトは8回2死から好投の石川に代打・飯原を起用。今季本塁打ゼロの飯原だったが、左越えにソロ本塁打を放ち、ヤクルトが均衡を破った。

 その裏、ヤクルトは館山をマウンドへ。館山は1死から四球と送りバントで2死二塁とされたが、無失点で切り抜けると、9回には2死二、三塁から途中出場の畠山が中前タイムリー。大きな2点を加えた。その裏、館山は1死から森野にソロ本塁打を浴びたものの、リードを守り抜いた。

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