ヤ貧打に泣く…不振の4番・畠山「仕事をしていない」

[ 2011年11月3日 06:00 ]

<中・ヤ>8回2死一塁、畠山は投ゴロに倒れガックリとうなだれる

セ・リーグCSファイナルステージ第1戦 ヤクルト1―2中日

(11月2日 ナゴヤD)
 引き揚げる足取りが重い。1勝のビハインドがあるファイナルS初戦で黒星を喫し、ヤクルトがいきなり崖っ縁に立たされた。

 「なかなか点が入らない。チャンスで点を取れなきゃ負ける。負けるべくして負けている」

 小川監督は苦虫をかみつぶした。今季レギュラーシーズンで平均1・67点しか奪えなかったナゴヤドーム。CSでも同様だった。得点圏に4度走者を進めながら、得点は8回の併殺崩れの1点止まり。得点圏で2度凡退した4番・畠山が自戒を込めて言った。「調子が悪いから打たなくてもいいわけじゃない。仕事をしていない」。1点差に迫り、追い上げムードだった8回2死一塁。直球に狙いを絞ったが、初球の抜けた内角フォークに手を出して投ゴロ。「狙っていた球種と違ったのでやめようと思ったが、(バットが)止まらなかった」と唇をかんだ。

 鬼門のナゴヤドーム。手は尽くした。10月10~13日の4連戦は外野守備にほころびが出て4連敗を喫したことで、この日は俊足で守備範囲の広い福地を「3番・左翼」で起用。守備を固めると同時に、打線の活性化を目指した。レギュラーシーズンで主に3番を打った川端が左手の故障で離脱。CSファーストSでは2試合で青木を3番に起用したが、それによって切り込み役が不在となる苦しい側面もあった。だからこそ、今季はシーズンで2試合しかなかった「3番・福地」、そして復調気配の青木を1番に戻し敵地仕様のオーダーを組んだ。ミーティングでは、指揮官が「失うものはない。結果を恐れず思い切っていこう」と呼びかけた。しかし、打線は6安打と振るわず、9月以降のナゴヤドームでは1勝9敗となった。

 日本シリーズ進出には、あと1敗しか許されない。小川監督は、CSに入って14打数2安打の畠山について「完全にバッティングができていない。バットを振れるタイミングで打ちにいっていない」。畠山の4番降格も含めたオーダー変更も視野に入れる。リーグ戦終盤で優勝をさらわれた中日に、再び敗れ去るわけにはいかない。

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