中山7失点…岡田監督あきれた「もう…ようわからん」

[ 2011年7月31日 06:00 ]

パ・リーグ オリックス2-7西武

(7月30日 西武D)
 同じミスで負けた。あきれた様子で会見場に現れたオリックス・岡田監督は薄ら笑いを浮かべた。「もう…ようわからん」。先発した中山が6回7安打9四死球で7失点。指揮官は何度も首をひねった。

 「クリーンアップに全部初球や。ビックリしたよ」。初回からミスを連発させた。2死一塁から中村へ投じた初球。ど真ん中への速球を左中間スタンドに運ばれた。続く坂田にも初球を二塁打された。3番の中島こそ中飛に抑えたが、クリーンアップすべてに初球をはじき返された。浴びた7安打中、6本が直球をとらえられた。中村には今季12試合で11本塁打を被弾。借金は再び「6」に逆戻りした。

 「自分一人でやってしまった…。申し訳ないということしかないです」

 先発左腕は肩を落として球場を後にした。中村封じこそが勝利への近道。チームに求められているのは学習能力だ。

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2011年7月31日のニュース