野球理論を延々語った伊良部氏 イチロー「あの時はあきれたが…」

[ 2011年7月31日 07:31 ]

 マリナーズのイチローが29日のレイズ戦後、42歳の若さで自殺したかつてのライバル、伊良部秀輝氏への思いを明かした。

 「その振る舞いが独特な方でしたが、それと内面が比例していない印象でした。まったく裏腹な内面の細やかさを持っていた」。伊良部氏がレンジャーズ在籍時代、長谷川滋利氏(スポーツニッポン新聞社評論家)を交え、テキサス州で3人で焼き肉を食べたことがある。その時も投球フォームなど、野球理論を延々と話し続けたという。「どうやって帰ろうか長谷川さんと相談したくらい。あの時はあきれかえりましたが、野球に対する熱い思いを持った人だった」と振り返った。

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2011年7月31日のニュース