久しぶり笑顔のイチロー「究極の下になると注目される 何となく面白い」

[ 2011年7月28日 09:12 ]

マリナーズ9―2ヤンキース

(7月28日 ニューヨーク)
 クラブハウス内のテレビで、全米ネット局が「マリナーズの連敗、17で止まる」のテロップを流していた。イチローは「究極の下になると注目される。そこは何となく面白いと思いました」と言って、久しぶりに笑った。

 やっとマイナスの注目度が減る。そんな問いにも「寂しくないですよ」と冗談交じりに返し「一番上と一番下には共通点がある。その例だと思う」と続けた。いいときも悪いときも焦点になる、背番号51らしい反応か。

 今季2度目の1試合4安打。2盗塁も決め、先制、中押し、ダメ押しすべてに絡んだ。試合前、ウェッジ監督は主力選手の奮起を強い口調で促していたが、チーム最年長、37歳のリードオフマンが現役最多となる45度目の4安打で引っ張った。(共同)

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2011年7月28日のニュース