陽岱鋼4安打!大勝呼んだ今季5度目猛打賞

[ 2011年7月28日 08:19 ]

<日・オ>陽岱鋼(日)が8回4安打目で出塁し清水コーチとタッチする

 日本ハムの陽岱鋼(ヨウダイカン)外野手(24)が27日、オリックス戦で4安打を放ち、今季5度目の猛打賞をマークした。守備でもダイビングキャッチを見せるなど攻守で躍動。球団通算4000勝に若き2番打者が花を添えた。チームは大勝で貯金を24とし、29日からの首位ソフトバンクとの3連戦(ヤフードーム)に弾みをつけた。

 4回までに大量12点。得点した3イニングは全て陽岱鋼の安打が起点となった。プロ入り6年目で初めて4安打を記録した7月15日の西武戦(札幌ドーム)からわずか6試合で2度目の4安打。年に一度の帯広シリーズのお立ち台をゲットし「うれしい。それだけです」と泥だらけのユニホームで笑顔を振りまいた。

 まずは初回だ。1死から近藤の145キロ直球をはじき返し、投手強襲の内野安打。稲葉の押し出し四球で先制のホームを踏んだ。勢いは止まらない。3回は先頭で左前打し、この回9人攻撃で4点。4回も同じく先頭で三塁手バルディリスの顔面を襲って左前に達する二塁打で出塁すると、打者一巡の猛攻を呼んだ。失策も含めて6打席で5度出塁し、3得点。いずれも今季最多の18安打13得点と爆発した打線の中でも2番打者の存在感は際立っていた。打率も試合前の・279から・288まで上昇した。

 守備でも魅せた。「守備を集中してやっていれば、いい打撃ができる」とどちらにも並々ならぬこだわりを持っている陽岱鋼。2回1死満塁で、大引の右前へのライナーに猛然と突っ込みダイビングキャッチ。守備位置を少し前に移動させていたことが好守につながり、梨田監督も「いいところで打ってくれたけど、それよりあのダイビングが凄い。ウルフを救ってチームを助けた」と最大級の賛辞を送った。

 試合後はすぐに引き締まった表情で言った。「あさって(29日)からまたみんなで全力で戦っていきたい。たくさん塁に出て貢献したい」。敵地に乗り込むソフトバンクとの3連戦。打って走って守る、元気な2番打者がチームを再び首位へ押し上げる。

 <大野 快心V打>女房役の大野が決勝打を放った。同点に追いついた直後の3回2死満塁から、ファウルで3球粘った後の7球目を左前に運ぶ2点適時打。「ブライアン(ウルフ)も頑張っていたし勝ちをつけたかった。先輩方がつないでくれたチャンス。粘って最後に一本出ましたね」と会心の表情。帯広は昨年本塁打を放った球場とあって「何か持ってるんじゃないですかね。年に一度しか来られないので良かったです」と笑顔だった。

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