小高工9回に逆転許した…原発警戒区域校姿消す

[ 2011年7月28日 06:00 ]

<須賀川・小高工>試合後、涙を流す小高工ナイン

福島大会準決勝 小高工3-4須賀川

(7月27日 開成山)
 小高工は須賀川に9回に逆転を許し、3―4で惜敗。福島第1原発事故に最もほんろうされた30キロ圏内の5チームはこの日までに全て敗退した。

 鶴島主将は特別な思いがこもったヘルメットをかぶり打席に立った。歴代の主将が受け継いだもので、警戒区域に指定される直前、父親らと部室から運び出した。つばの裏には、前主将が書き込んだ「チーム愛」の文字。「支えてくれた人との絆が全てプレーにつながっていると気付いた」。鶴島は次の主将に向けて「絆」と書き込むつもりだという。片山龍監督は試合後、「正直、震災の後は野球を諦めかけた。でもおまえらが集まってくれたからここまでできた。(原発に近い)相双地区の人に少しでも元気を与えられたと思う。胸を張って、涙はここで終わろう」と選手たちに語りかけた。

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