トラウデン直美　山上容疑者“英雄視”、ネットの広がりに「感想とか思いを持つのは自由ですけど…」

トラウデン直美
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　モデルでタレントのトラウデン直美（23）が11日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。安倍晋三元首相銃撃事件で殺人容疑などで送検され、10日に刑事責任能力の有無や程度を判断するための約半年間の鑑定留置を終えた山上徹也容疑者（42）について言及した。

　山上容疑者は、大阪拘置所（大阪市）から奈良西署に移送された。奈良地検は責任能力を問えると判断、勾留期限の13日までに容疑者を殺人と銃刀法違反の罪で起訴する方針。親族などによると、全国から差し入れが絶えず、数十万円の現金を送ってくる人もいるという。番組では、インターネット上で山上容疑者を英雄視する発言が広がり、刑を軽くするよう求める署名活動では、1万人以上の賛同者が集まり、現在も増え続けていることなどを伝えた。

　MCの谷原章介が、ネット上で山上容疑者を英雄視する発言が広がっていることについての議論の中で「山上容疑者の動機というものが、いわゆる旧統一教会、もしくは宗教2世で宗教で苦しんでいる人たちのためにっていう義憤から始まっているのか。個人的な家庭の中の問題、私憤から始まっているのか。そこも大きな論点ですよね」と聞くと、トラウデンは「そこは今後の裁判とかいろいろ調査が進んでいって明らかになってほしいなって思う部分ではありますけど、それに対していろいろそれぞれ個人が感じる、（ネット上の発言の）“個人的に同情せざるとえない”とか、感想とか思いを持つのはもちろん自由ですけど、殺人を肯定してしまうような行動に出てしまうことは、やっぱり良くないなと思いますし、それですべて解決するわけではもちろん絶対にないですし、殺人って対話を止めてしまうことだと思うので、そういった暴力に出るっていうのは肯定してはいけないなと思います」と自身の考えを述べた。