テレビ東京「花嫁未満エスケープ完結編」完璧じゃない登場人物　リアルさに共感

完璧ではない登場人物たちが魅力。テレビ東京「花嫁未満エスケープ完結編」で主演を務める岡崎紗絵
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　今月6日にスタートしたテレビ東京ドラマ「花嫁未満エスケープ完結編」（金曜深夜0・52）が話題になっている。岡崎紗絵（27）が演じる結婚適齢期のアラサー女性の恋愛模様を描いた作品。昨年4～6月放送の前作では主人公が一人で生きる決意をして物語が終わったが、続編の今作で再び恋の兆しが訪れている。

　放送終了から7カ月で続編が始まるほどの大ヒットとなったが、なぜそこまで多くの視聴者の心をつかんだのか。村田充範プロデューサー＝写真＝は「登場人物が完璧ではないところが非常にリアル。だからこそ共感しやすいのでは」と分析する。

　なかなか結婚に踏み切ってくれない彼氏と別れた主人公は、元カレに気持ちが傾いていくものの、こちらともうまくいかない。移り変わっていく心境などがリアルに描かれており、視聴者が感情移入しやすい作品になっている。

　今作は前作と違い、原作にはないオリジナルストーリーとなっている。リアルさを追求するために「ほとんど、スタッフの実体験を基にストーリーを作っている」（村田氏）という力作だ。