性転換した美女、慶大卒ユーチューバーとのデートを報告 結果にファン励まし「その対応は正解」

[ 2023年1月11日 09:57 ]

青木歌音インスタグラム(memory_kanon)から

 元男性で性別適合手術を受けて女性として生活しているUUUM所属の「元祖・元男の子YouTuber」青木歌音が、11日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。昨年デートした大物ユーチューバーとのデートについて語った。

 トランスジェンダーとして初めて「BSスカパー!」の番組でアナウンサーを務めていた経歴を持つ青木。昨年2月、TBS系の深夜バラエティー「よるのブランチ」に出演した際には、番組MCのお笑いトリオ「パンサー」向井慧らから「本田翼さんがいらっしゃったのかと思いました!」と、女優並みの美貌に驚く声が上がっていた。

 現在はユーチューバーとして活動。飾らない性格と愛らしさが人気を集めている。そんな中、10日に公開した「あの男性YouTuberとお付き合いする件についてお話しがあります!」と題した動画の中で、男性ユーチューバーとデートしたことを報告。その男性とは、トップユーチューバー・はじめしゃちょーの企画で会い、打ち上げで会話をする中で好意を寄せられたという。

 その男性は「ユーチューバーだけど、ユーチューブ以外にも本業があり、日本人なら誰もが知っている超大手企業に勤務」していると紹介。しかも、慶大卒業の高スペック男子だという。熱心に誘われるも「顔がタイプではない」という理由からやんわりと断っていたが、候補日を何度も提示されて誘われたため、「1回だけ会って終わりにするか」という思いから、1度2人で会ったという。

 昨年公開した動画の中で、男性恐怖症を告白していた青木。性転換直後に「男の人から女の子として扱われると凄いうれしかった。自分を認めてもらえた」という思いから、無防備な状態で参加した飲み会の中で、芸人から無理矢理家に連れ込まれた過去から「トラウマになっている」という。だが、「いい年だし、男性とのコミュニケーションの経験、人生経験を増やしたい」という思いもあり、この男性とのデートに応じた。

 男性との会話について、青木は「自分を大きく見せたいのか、自分の優秀さをアピールしてきた」といい「聞いてもないのに人脈アピール、聞いてもないのに車自慢…素敵ですけど、唐突にぶっこんでくる」と回顧。自分に好意を寄せているために、見栄を張っていたという。青木は「その人が私に好意を持っていると知った瞬間に、めっちゃ怖くなっちゃって…」と男性恐怖症について触れ「もう会ったら告白されるのが分かってるじゃないですか。なので、会うのを避けるようになった」と説明。「その人からしたら、いきなり“避けるようになってない?”と思うとおもう」としつつ、過去のトラウマもあり、LINEを未読スルーするなどして「あなたに気はないです」ということを気づかせようと距離を置いていた。

 だがその後、男性から唐突に有名人とやり取りした請求書や超大物芸能人との2ショットが送られてきて「すみません、間違えました」などと謝罪があったという。この行動に、青木は「初対面で聞いてもないのにBMWとか慶応とか勤務先とか言ってくる時点で相当見栄っ張りなのに、加えて今回の見栄っ張り暴走を見て相当ヤバイ人だと思った」と困惑した。

 だが、その男性から案件を紹介されるなど仕事上でのつながりもあり、「同じ業界だし共通の知人が多いこともあり、拒絶はよくない」と反省。男性から嫌がらせを受けたわけでもなく、「いい人だし、どんな人に対しても丁寧に接する」点など、男性の長所を述べた上で、「私、やばくない?」と一方的に連絡を無視していたことを謝罪することに。相手からも「かのんさんが追われることを苦手と知っていたのに…僕も謝りたい」と返信が来たため、共通の知人を交えて3人で会うことに。「私のことを理解してくれたこと、申し訳ないしありがたい」とし、「今後はいいお友だちとしてお付き合いを」という結果に落ち着いたという。

 その後男性は、昨年のクリスマスの夜に食事に誘ってきたという。青木は予定がなかったため承諾し、当日は「僕が行きつけの美味しいお店があるので、そこ行きましょう!」と男性がエスコート。だが、到着したのはデートの雰囲気とは程遠いハンバーグ店だった。「ハンバーグは好き」としつつ「付き合いたいと思ってる女をさ、クリスマスに連れてくる店ではない」と違和感を口に。しかし食事はおいしく、和やかに雑談をして過ごした。

 会計の際、1万円札しか財布に入っていなかったため、「立て替えてもらってもいいですか?」と聞いたところ「全然いいですよ。歌音さんは1190円なので税込み1310円ですね」と割り勘を求められた。これに青木は「確かにわかりますよ、でもなんか違くない?」と苦笑し「付き合いたい女をさ、クリスマスに呼んだんだったら、かっこつけてほしいわけですよ」と落胆。「勘違いしないでいただきたいんですけど、私はおごってもらって当然というスタンスではなく、おごってもらうのが当然だというスタンスの女性は嫌いです」と前置きした上で、今回のケースに関しては「これまでずっと私に対してアピールをしてきて、クリスマスという大事なイベントに誘ってきたのだから、本気を見せてほしかった。付き合いたい女を振り向かせる努力はしてほしかったわけです」と吐露。元男性ということもあり「男の人が恋愛で苦労しているところもちょっとわかるから、寄り添えなくもないですど、付き合いたい女を振り向かせる努力は見せてほしかったな」と分析し、今後交際しても「モヤモヤ」が残ると判断したことから、解散後に「お付き合いはできません」とLINEを入れて交際をお断りした。青木は「勉強になりました。今年もいろんなところに足を運んで、いい出会いをしたいなと思います」と振り返った。

 この動画には「貴重な時間をロスしたのは痛いが、これも良い経験だヨ。焦ることは無いし、歌音さんなら次はもっと良い出会いがあるさ」「中々気の合う人と出会うのは難しいですよね」「めっちゃ貴重な経験をしましたねw」「さすが正しい判断だと思います」「なかなかクセ強い男性でしたね笑」「カノンちゃん正解です」「自分もつい見栄張っちゃうよなぁ、とか反省しつつ見た」とさまざまなコメントが寄せられた。

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