橋下徹氏 新型コロナ特措法は「天下の悪法」、休業要請と金銭的補償はワンセットじゃないと

[ 2020年4月12日 21:20 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(50)が12日、フジテレビの緊急生討論番組「日曜THEリアル!」(日曜後8・00)に生出演し、新型コロナウイルスに備える改正特別措置法(新型コロナ特措法)を「天下の悪法」と批判した。

 2012年に成立した新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき緊急事態宣言が発令されたが、橋下氏は「特措法は天下の悪法。ちょっと言わせてもらうと、官僚の悪知恵を詰め込んだクソ法律ですよ。なぜかと言うと、要請というお願いベースだから“休業しても金銭的な補償はしませんよ”というのがこの法律の根幹なんです」とバッサリ。

 「世間が“補償はどうなんだ”とワーワー声を上げたからやっと一時給付金の話が出たけど、この給付金も要件が厳しい。休業をお願いするのは、なかば強制ということ。強制するならきっちりと手当もするのがワンセットです。売り上げ全部を補償しろとまでは言わないが、少なくとも固定費を補償しないと。従業員の給料や家賃、固定費は面倒見ますよという法律じゃないと」と述べた。

 「生活が成り立たない人はたまったもんじゃない。だから強制にして補償するのはワンセットだと思う」と語った。

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2020年4月12日のニュース