【今夜4月12日の麒麟がくる】第13話 駒が出会う奇妙な男は?土岐頼芸は恐れをなして逃げ出し…

[ 2020年4月12日 08:00 ]

大河ドラマ「麒麟がくる」第13話。駒が出会う奇妙な男、藤吉郎(佐々木蔵之介)(C)NHK
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 俳優の長谷川博己(43)が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)は12日、第13話「帰蝶のはかりごと」が放送される。

 暗殺を企てた土岐頼芸(尾美としのり)を攻めると息巻く斎藤道三(本木雅弘)。高政(伊藤英明)は戦になった時には実の父と慕う頼芸側につくと明言し、光秀(長谷川)にも決断を迫る。道三を訪ね、この戦は身内同士が殺し合う、国を滅ぼす戦になると訴える光秀。すると道三は、本当は戦をするつもりはなく、頼芸は追い出すが、あくまでも、これは国衆にカツを入れるための芝居だったと白状する。その一方、頼芸を総大将に担ぎ出すべく鷺山城に集まる高政らの目前で、頼芸は恐れをなして早々に逃げ出してしまう。その頃、駿河に向かう駒(門脇麦)は奇妙な男(佐々木蔵之介)と出会う。
 
 大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを照らす。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。

 若き明智光秀(長谷川)織田信長(染谷将太)斎藤道三(本木)今川義元(片岡愛之助)、そして豊臣秀吉(佐々木蔵之介)徳川家康(風間俊介)が所狭しと駆け巡る――。戦国初期の群雄割拠の戦乱の中、各地の英傑たちが天下を狙い、命を懸け、愛を懸けて戦う戦国時代のビギニングにして「一大叙事詩」となる。

 語りは歌舞伎俳優の市川海老蔵(42)。音楽は映画「キングスグレイブ ファイナルファンタジーXV」などで知られる米作曲家ジョン・グラム氏。

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