壇蜜 ホステスの窮状を解説 日本水商売協会の“陳情”には「違う方法もあったのかな」

[ 2020年4月12日 11:07 ]

タレントの壇蜜
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 タレントの壇蜜(39)が12日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)で、政府の緊急事態宣言による東京都などの休業要請の対象となった水商売についてコメントした。

 新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言で、都はキャバクラやナイトクラブなどの接客業に営業の自粛を求めた一方で、居酒屋などは午前5時~午後8時の時短営業を認めている。

 水商売勤務を経験した立場から「これ凄く難しい問題だと思うのは、世間がホステスさんに持っているイメージは、今このパニックみたいな状況になっていると、どんどん分が悪い」と指摘。

 一方で「みんな、お金無いのに“(ホステスは)普段から高いお金もらっているのに、今になって補償してくれ、なんて”いう意見もあるんです」と水商売に対して批判的な市民感情があることも伝えた。

 「私はホステスのバイトしている時に大きな災害があって一気に自粛モードになった時に、やはり出勤だったりシフトを減らして何とかしてとなったり、お暇を出されたこともありました。すごい不安定な現状があるんですね」と従業員側の弱い立場を説明。「その代償としていただいたものも多いし、出ていくものも多いという現状」と話した。

 今月9日に日本水商売協会が自民党に対して、休業補償の対象外としないように申し入れたことについては「ホステスさんの事情はさまざまあるのに、みんな一丸となって訴えるっていうのは、もしかしたら今の時点では違う方法もあったのかな」と持論を述べた。

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2020年4月12日のニュース