爆笑問題 大林宣彦監督を追悼 田中「残念すぎるよね」 太田「ショックだね…」

[ 2020年4月12日 14:27 ]

「爆笑問題」の田中裕二
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 お笑いコンビ「爆笑問題」が12日、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜後1・00)で、10日に肺がんのため82歳で死去した映画監督の大林宣彦さんを悼んだ。

 田中裕二(55)が「大林宣彦さん、亡くなってしまいましたね」と語り出すと、太田光(54)も「ショックだね…」。

 田中は「われわれの番組、この番組も来ていただきましたし。なぜかウッチャンナンチャンと爆笑問題の番組だけは出るという。他は全部断るんだ」と出演スタンスが徹底していた大林監督のエピソードを紹介すると、太田は「何でウッチャンナンチャンが入るのか、文句言ったんですよ」とボケながら思いでを振り返った。

 晩年の様子について、田中は「もう危ないんじゃないかってところから奇跡的にメガホンをとって。ようやく出来たってところで。(新型)コロナ(ウイルスの感染拡大の影響)で延期になってっていうのは…残念すぎるよね」と話し、撮影し終えた遺作「海辺の映画館―キネマの玉手箱」を紹介した。

 「われわれ、ちょうどアラフィフぐらいが青春時代の時に、特に尾道三部作とかで(大林監督の作品に触れたから)相当ファンも多い」と、「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」の影響を解説。

 「日曜サンデー」には16年にゲスト出演しており、「初めて会った時は少し怖いのかな…と感じはあったけど、(実際に会ってみると)こんなやさしい人だったんだとビックリしました」と人柄を伝えた。

 太田が「残念だね」と何度も繰り返すと、田中も遺作に触れながら「早く映画館でこの映画が見られるようになるといいですけど」とコロナの終息を願った。

 大林監督は生前、「ぼくは実はテレビのバラエティ番組に出たことは、ウッチャンナンチャンと爆笑問題の番組しかありません。それ以外出ないことにしてる」と公言。「なぜかというと、安心できるところだから」との理由で、爆笑問題については「本当に2人は人柄が良い、礼儀正しい。まれに見る天才ですよ」と絶賛していた。

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