山田洋次監督 大林さん悼む「大切な、大切な友人を失ってしまった」

[ 2020年4月12日 05:30 ]

映画監督の山田洋次氏
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 映画「時をかける少女」などで知られる映画監督の大林宣彦(おおばやし・のぶひこ)さんが10日に肺がんのため82歳で死去した。訃報を受け、山田洋次監督(88)は「大切な、大切な友人を失ってしまった」と同年代の監督の死を悼んだ。

 平和を訴えてきた2人は「自由と生命を守る映画監督の会」で活動し、特定秘密保護法や「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法の成立に反対した。「唯一無二のユニークな監督であり、戦争を激しく憎み平和を愛してやまない優しいアーティストだった。大勢の映画人と大林作品のファンとともに、彼の死を涙を拭いながら悲しんでいます」とコメントした。

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2020年4月12日のニュース