大林宣彦さん 自主製作映画ヒロインにも起用した妻・恭子さんと二人三脚で60年間

[ 2020年4月12日 05:30 ]

2018年1月、スポニチ本紙インタビューで妻・恭子さんと笑顔を見せる大林宣彦監督
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 映画「時をかける少女」などで知られる映画監督の大林宣彦(おおばやし・のぶひこ)さんが10日に肺がんのため82歳で死去した。

 妻で映画プロデューサーの恭子さんとは約60年間にわたり二人三脚で映画を作ってきた。出会いは成城大学の学生時代。大林さんが8ミリカメラを片手に女学生たちを1コマずつ撮影する日々を送る中、その一人が恭子さんだった。学生時代の1958年、自主製作映画「絵の中の少女」で恭子さんをヒロインに起用。初めて恭子さんの名前が「プロデューサー」として登場したのがヒット作「転校生」だった。

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2020年4月12日のニュース