岸博幸氏　政府の緊急経済対策に「こういう時にもっとお金を使って欲しい…企業もあきらめずに」

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　元経産省官僚の経済学者・岸博幸氏が12日、TBS系「サンデージャポン」（日曜前9・54）に出演。政府の新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急経済対策に言及した。

　岸氏は「政府はこういう時にもっとお金を使って欲しいし、企業の側もあきらめないでとにかく政府の緊急対策をフルに活用して意地でも生き延びるということをやって欲しい」と話した。

　元衆院議員でタレントの杉村太蔵(40)が「国も払いたくなくて払わないんじゃなくて、国って借金を抱えている。第二波、第三波がくるかもしれない。本当だったら出したいところだけど、どうしても財政事情がある」と指摘すると、「それは間違っている。こういう危機だからこそ最初に十分すぎるくらい出さないとだめなんです」と反論。杉村の「財政が大丈夫だって根拠は？」には「現状の低金利の状況だと大丈夫です。財務省は違うと言いますけど、この状況で中小企業、個人事業主対策で2・3兆円しかないって言うのは予算が少なすぎます。まず安心をつくないとだめなんです」と持論を展開した。