ブルゾンちえみ 行列ラスト出演、トーク下手に悩んだ過去「私じゃない方がもっと面白い番組になるのに…」

[ 2020年4月12日 22:09 ]

ブルゾンちえみ
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 所属先のワタナベエンターテインメントを3月いっぱいで円満退所し、本名の「藤原史織」として活動していくことを発表していたお笑いタレントのブルゾンちえみ(29)が、12日放送の日本テレビ「行列のできる法律相談所」に最後の出演を果たし、感謝とともにレギュラー抜てき当初の悩みを打ち明けた。

 ブルゾンは2017年1月、同局「ぐるナイ!おもしろ荘」に出演し、芸歴2年にして一気にブレーク。バラエティー未経験で「行列…」の準レギュラー抜てきされた。だが「しゃべれない。行列のあの席に座ってても…あの場所に座りたい芸人さんはたくさんいるのに、私なんかが使ってしまっていいのか」と悩んでいた過去を告白した。「この番組を盛り上げなきゃと思っても、私じゃない方がもっと面白い番組になるのになあって思っていた」という。

 だが東野幸治(52)、後藤輝基(45)ら先輩芸人を間近に見て「成長しました」と感謝。この春に事務所を退所し海外留学を決断した理由については「ブルゾンちえみで5年10年やっていく?と考えたときに、絶対賞味期限はあるから…と考えながら、昔からある『海外に身を置いてみたい』を実現させたいなと。大変とは分かりながら、いつかは絶対に住みたいと思っていたので、このタイミングかなと」と胸中を語った。

 番組には3月に解散したお笑いコンビ「ブリリアン」で「ブルゾンちえみwith B」として活動していたコージ・トクダ(32)とダイキ(32)もかけつけ、最後のネタを披露。ブルゾンは「いろんなことがあった3年間、本当に勉強になりましたし、誰もができる経験ではないので、この経験を生かして、またいつか面白いワクワクを提供できるように勉強していきたいと思います」と晴れやかな表情を浮かべた。

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2020年4月12日のニュース