奥仲哲弥氏 新型コロナ禍対策に「アビガン」推奨「使うとすればコレなんじゃないかな」

[ 2020年4月12日 13:28 ]

TBS社屋
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 医学博士の奥仲哲弥氏(61)が12日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)で、感染症の治療薬としての効果が期待されるインフルエンザ薬「アビガン」について解説した。

 新型コロナウイルスに対しても「非常に効果は期待されています。インフルエンザの薬としては3月には承認を受けていますので、もうモノがあるわけです。副作用も、どの程度あるのか分かっていて」と指摘。

 「妊婦さんには使えないってことが弱点なんですけど」と付け加えながら、COVD-19に「使うとすればコレなんじゃないかなと思っています」と推した。

 「アビガン」を巡ってはドイツ政府が重症者に投与することを目的に数百万錠単位で購入手続きに入ると表明。安倍晋三首相もトランプ米大統領に「アビガン」を薦め、米政権幹部らが食品医薬品局(FDA)に投与を可能にする手続きに入るよう迫っていた。イタリアでも臨床試験が行われている。

 「アビガン」は富士フイルムホールディングス傘下の製薬会社「富士フイルム富山化学」(東京)が開発した。

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