世界一となった侍ジャパン ベンチのきれいさでも世界に衝撃「地球上で最も尊敬すべき文化だ」

[ 2023年3月23日 22:50 ]

優勝が決まって歓喜する日本代表(AP)
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 侍ジャパンが第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝が21日(日本時間22日)にマイアミのローンデポ・パークで行われ、日本が米国を3―2で下し、14年ぶり3度目の優勝を果たした。

 その試合中に写った日本のベンチ内の美しさが大きな話題となっている。米独立リーグのモンタナ州ミズーラに本拠地を置くミズーラ・パドルヘッズのマイケル・シュラクト監督が日本ベンチの画像を投稿。大谷と水原通訳が話している場面だったが、地面にはゴミ一つ落ちていなかったのだ。

 シュラクト監督は「日本のダッグアウトの綺麗さに驚く時間を取ってもいいか?」とつづり、米スポーツ専門局「ESPN」のマイケル・イーブス氏も「ワールドカップの時のロッカールームと同じだ」と、サッカーのW杯で見せた日本代表のロッカールームの写真を投稿した。ファンからも「尊敬する」「地球上で最も尊敬すべき文化だ」「同じことがスタジアムのファンにも当てはまる、スタンドも綺麗だ」などの声が上がっていた。

 米国では選手が試合中にヒマワリの種の殻を吐き捨てたりすることが通常で、当時レッズに在籍していた広島の秋山がテレビ番組で質問に答え「ゴミ箱あるのに、どんどん下に捨てていく。これは、“掃除する人の仕事がなくなったらどうすんだ”って感じらしい。ペットボトルとか、お菓子の袋とかを。日本の時は拾って捨てたりしていたが、そういわれると拾って捨てていいんかなって。自分のは捨てますけど。これくらい違うんだなと思った」と話していたこともあった。

 W杯では大会中、FIFA公式ツイッターで、整理整頓された試合後の日本代表のロッカールームの画像を投稿するなどし、大きな話題を集め、スタンドではファンがゴミを集めている姿も大きく報道されていた。

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