WBC決勝で大谷VSトラウト実現　MLB公式も興奮　エンゼルス・ネビン監督も「世界で最高の試合」

＜日・米＞9回、トラウトに投げ込む大谷（撮影・光山　貴大）
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　米メディアも大谷VSトラウトの実現を興奮気味に伝えた。大リーグ公式サイトは岡本和の「漫画みたいだと思った」という談話を紹介し、「全てのファン、全ての選手が夢に見た対戦が実現した」と報じた。WBCの歴代名場面ベスト10の1位に選出。2位は17年大会2次ラウンドのドミニカ共和国戦で米国代表の元オリックス・ジョーンズが本塁打キャッチした瞬間で、3位は今大会準決勝での村上のサヨナラ打だった。他の米メディアも大リーグでは実現しない2人の対戦を「長い間、多くの人が夢見ていた」、「ハリウッド映画のようなエンディング」など、歴史に残るワンシーンとして伝えた。

　また、エンゼルスのフィル・ネビン監督が21日（日本時間22日）、キャンプ地のアリゾナ州テンピで、大谷の開幕戦登板は支障がないとした。24日（同25日）のオープン戦に登板し、30日（同31日）に敵地でのアスレチックスとの開幕戦に登板予定。この日WBC決勝で登板したが「（21日は）通常ならブルペンで投げる日だ」と説明した。実現したトラウトとの対決には「世界で最高の試合だった。あんなドラマをつくれるスポーツは他にない」と地元メディアにコメントを寄せた。