落合博満氏 WBC優勝はダルビッシュのおかげ? 宮崎キャンプ合流で「チームを一つにまとめ上げた」

[ 2023年3月23日 17:00 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が23日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル #オレ流トレンド」を更新。第5回WBC決勝米国戦に勝利し、14年ぶり3度目の世界一に輝いた栗山ジャパンに祝福の言葉を送った。

 公開された動画で落合氏は冒頭「優勝おめでとうございます。手に汗握るっていう試合でしたね」と栗山ジャパンを祝福。今大会を振り返り「1次ラウンドというよりもね、ダルビッシュが宮崎キャンプに来てチームを一つにまとめ上げたっていうのが大きいと思う。色んなところで食事会を開いたりアドバイスをしながら方向性を示した。それで3月になって大谷が来て、世界一になるためにチームを盛り上げていった」と他のメジャー組よりも早くチームに合流したダルビッシュ有投手の“貢献”が大きかったと説明。

 もしダルビッシュが遅れて合流していたら?との質問には「こういう結果にはならなかったかも分からない。だから早めに入ってきたというのは、それなりの意図があったっていうことなんだろうと思うし、それは今回の成績に繋がってることだと思いますよ」と持論を展開した。

 続けて「1試合目から決勝まで総括すると、まず1次ラウンドに関しては韓国戦以外には取りこぼすことはないだろうというような見方で、投手陣が先発、中継ぎ、抑えとそれなりの役割分担をみんなが果たしていった。大量失点することもなかった。栗山監督が思い描いていた守り勝つ野球をやらなければ日本は勝ち上れないんだよっていうものを選手たちが実践していったっていうことなんだろうと思う」と投手を中心とした“守りの野球”を実践できたことを称えた。

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