落合博満氏「サッカーW杯のように…」　WBC優勝からのプロ野球開幕へ期待「この盛り上がりを持続して」

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（69）が23日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル　＃オレ流トレンド」を更新。第5回WBC優勝で盛り上がる日本国内のプロ野球開幕について語った。

　落合氏はWBCで優勝した栗山ジャパンを祝福。「プロ野球選手は普通のことをやるのが一番難しいことだから、エラーしたら普通のことじゃないっていうことだしね。ボーンヘッドやったら“なにやってるんだ!!”言われるし」と重圧と戦い続けた選手をねぎらった。

　続けて落合氏が語る“普通”という言葉に対し持論を展開。「普通のことを普通にやるのがどれだけ難しいかっていうことですよ。（オレが）褒めるのは年に1回か2回。とんでもないプレーや考えもつかないプレーをしたなっていう時には褒めるけども、それ以外はこれぐらいやって当然だろうなっていうのが普通のことを普通にやってるっていう。それが最高の褒め言葉ですよ」と自身における“普通”は最上級の褒め言葉だと説明した。

　栗山ジャパン国内組はこの日に米国から帰国。日本プロ野球開幕が1週間後に迫るとあって、代表選手たちの影響について「開幕してすぐ使えるかどうか、そっちの方がちょっと心配だね。まぁ野手はすんなり入っていけるとは思うけども、投手に関してはどうなのかな?ちょっと日にちを開けないといけないというケースが出てくるかも分からない」とコメント。

　「サッカー（W杯）同様この野球の盛り上りっていうのをね、これからのシーズンに向けて持続していってくれれば非常に“有意義なペナントレース”になるんじゃないかなとは思いますけどね」と期待。「（シーズン中は）また辛口コメントに戻ります。エヘヘヘッ（笑）。普通のことを普通にやれる選手が素晴らしいっていうことを重点的にね、やっていきたいと思います」と意気込んでいた。