3年後のWBCはメジャー軍団で連覇だ!大谷、ダル前向き、誠也、千賀に今永、由伸、村上も海渡る?

[ 2023年3月23日 05:20 ]

<米国・日本>優勝し場内を一周する村上ら(撮影・会津 智海)
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 3年後、2度目の連覇を狙う26年の第6回WBCで、侍ジャパンは「大リーグオールスター」で臨む可能性がある。今大会でMVPに輝いた大谷は3年後は31歳。二刀流選手として充実期を迎え、本人もこの日の試合後に「出たいですね。僕自身が一定のレベルに居続けるのが条件。それなりの最善の努力をしたい」と出場に強い意欲を示した。

 さらに今大会のチーム最年長で、3年後には39歳になるダルビッシュも前向きなコメントを口にした。大谷から誘われたといい「自分でも最後かなと思っていたんですけど、優勝してから大谷君に言われたので、それを目指して頑張ります」と笑顔で意気込んだ。

 今大会の侍ジャパンの大リーガーは大谷、ダルビッシュ、吉田、ヌートバーの4人。次回大会では左脇腹痛で辞退したカブス・鈴木、移籍1年目で辞退したメッツ・千賀も候補になる。さらに山本、今永は今オフにもポスティングシステムを利用して大リーグに移籍することが濃厚。村上も同システムを使って26年からのメジャー挑戦を容認されている。これだけでも計9人。今後、日系選手も含めてさらに増える可能性もあり、投打の主力の多くがメジャー組という夢の編成になる。

 過去、最も多く大リーガーが参加したのは09年の5人。今大会も大谷ら4人の活躍なくして14年ぶりの世界一はありえなかった。3年後、侍ジャパンはドリームチームで大会連覇に臨む。

 ≪06年中心はイチロー&大塚≫連覇した06、09年大会では日本人大リーガーたちがチームの中心を担った。06年はイチローが打線の軸で、大塚が抑えとして胴上げ投手に。09年は松坂が先発の柱として3勝で2大会連続MVPに輝き、城島、イチロー、岩村、福留と最多5人が出場した。13年は大リーガーが参加せず、17年は青木ただ一人で、いずれも準決勝で敗退した。

 ≪MLB機構26年3月開催意向 球団側へ投手陣招集協力求む≫大リーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナーが、次回第6回WBCについて「完璧ではないが、恐らくここが最適だ」と26年3月に開催する意向を示した。06年開始のWBCは、今回も含めてメジャーの開幕前に開催。今回は野手はメジャーのスター選手が多数出場した一方、有力投手は多くが参加を見送った。同氏は「野手と同じぐらい質の高い投手陣を見たい」と球団側への協力を求めた。

 ≪プエルトリコ代表のリンドア「いつまた始まる?」次回熱望≫プエルトリコ代表だったメッツのリンドアが、自身のツイッターに「なんて大会だ。WBCはいつまた、始まるんだ?」と投稿した。リンドアはフロリダ州でのキャンプに再合流した前日「次もプエルトリコ代表で100%出る」と発言し、メジャー選手は出場回避を、という意見に反発していた。そのリンドアのツイートを、プエルトリコ代表で同僚だったカブスのストローマンが「毎年WBCが必要!」とリツイートするなど、WBC開催を支持する声も大きくなっている。

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2023年3月23日のニュース