侍ジャパン・栗山監督 岸田首相からの質疑応答で「怖いよりも楽しかった」と挙げた試合とは

[ 2023年3月23日 20:56 ]

岸田首相(前列中央左)らと面会し、「ペッパーグラインダー」のポーズで記念写真に納まるWBC日本代表の栗山英樹監督(左隣)ら
Photo By 共同

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝し、23日に帰国した侍ジャパンが首相官邸を訪れ、岸田文雄総理に優勝を報告した。

 岸田首相から侍ジャパンの監督と選手たちへ質疑応答する時間が設けられた。岸田首相は栗山英樹監督へ「全7戦の中で流れを変えるプレーや流れを変えた試合など思い出に残る場面はありましたか?」と質問した。

 栗山監督は「国際試合を戦っていて、力というよりも雰囲気も含めてどちらにも勝敗が転ぶと思いながらやっていました」と話した上で、準決勝のメキシコ戦を印象に残る試合として挙げた。

 「終盤までリードされていて、どこかで追いつけると思ってやっていましたけど、勝負事なので怖さもありました。あの試合は随所にポイントがあったんですけど、一つのシーンの選手の活躍というよりも“絶対に負けない”というベンチの空気があったので、気持ちも落ち着いて指揮を取らせてもらいました」と振り返った。

 「切羽詰まった時でもトップ選手の強さを凄く感じたので、やっていて頼もしいというか、怖いよりも楽しかったので本当に素晴らしかったです」と戦い抜いた選手たちを称えた。

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