「機動破壊」の健大高崎　カープ捕手との対決経験から報徳学園・堀の強肩突破を「自信ある」

＜第95回選抜高校野球開会式＞入場行進する健大高崎　
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　第95回選抜高校野球大会第6日に行われる予定だった3試合は23日、天候不良が予想されるため中止となった。日程は1日ずつ順延され、決勝は4月1日に行われる。23日に試合を予定していた6チームは、甲子園の室内練習場で練習を行う。高崎健康福祉大高崎―報徳学園、氷見―山梨学院、高知―履正社の3試合が行われる予定だった。

　宿舎を出発する前に中止を知った高崎健康福祉大高崎（群馬）は室内練習場で汗を流した。チームのテーマは機動力と打撃力を融合させた「積極的機動破壊」。初戦で対戦する報徳学園はプロ注目の強肩捕手・堀柊那（3年）を要する。内野手の森田光希主将（3年）は「堀くんは肩が強くてフットワークもいいですし今までやってきた中ではナンバーワンだと思う」と警戒した。

　だが、最大の武器である機動力を封印する考えはない。同校は昨年、超強肩捕手の清水叶人がドラフト4位で広島入り。紅白戦で「キャノン」との対戦経験がある森田は「清水選手が正直、（堀）以上の肩を持っていて、その中で練習でいろいろ対戦したりしてきたので自信はある」とした。